Q&Aコーナー 第二弾

Q&Aコーナー 第二弾
photo by 山中善正

どうも、ジョンです。

今日は「Q&Aコーナー 第二弾」をいってみようー!!
質問を送ってくれた皆様、ありがとね!

今回は、ベースに関する質問をピックアップしてみました。

1つ目の質問はコチラ!

Q: 楽曲解説的なブログ読みたいです!!ここのフレーズこだわったよーとか気に入ってるんだよーとか些細なことでも知りたいです!!

こういうの聞いてもらえると、ベーシスト冥利に尽きるね!!
どの曲も自分なりにフレーズはこだわってます。

まず第一に、僕はベースフレーズを作るときは、まずはベースを持たないようにしてます。
仮歌とかコード進行とか曲構成とかがある程度固まってきた頃に、
口で歌ってベースラインを作ります。

ベースを持ってフレーズを考えると、発想が左手の動きに縛られるんだよね。
左手の運指的にラクなフレーズを自然と選んじゃう。

それだとせせこましいベースフレーズになりそうで嫌なのです。
だから、ベースは持たずに口で歌って作ります。
そのほうが、音楽的な感じがするしね。

僕の大好きなビリー・シーンもそうやってベースライン作るってどっかに書いてあったし。

 

感覚的なところだと、曲って始まりから終わりまでストーリーがあると思ってて、その曲のストーリーに沿ったベースラインを作るように意識してます。

だからコード進行の流れとかはすごい意識するし、コード進行の流れがキレイな曲はベースラインをつけやすいかも。

首振りの曲も、僕がコード進行付けた曲が結構あるしね。

 

歌詞も意識しますね。
「ここは感情が荒ぶっているから、激しくいこう」とか、「ここは色っぽい雰囲気だそう」とかね。

ライブ中は、けっこう口ずさみながら弾いてることが多いかも。

 

あとは、他の楽器とかボーカルと音域が被らないように意識してますね。
とくにボーカルを邪魔しないってことは、強く意識してます。

ついついブイブイ動くライン作っちゃってボーカルと音域だだ被りなフレーズを作リがちだからね(笑)
目立ちたがりで、落ち着きのないベーシストなんです。

ライブハウスに出始めの頃は、「ベースがボーカルと被ってるよ」ってライブハウスのスタッフさんに言われたなぁ。

ボーカル以外も、例えばドラムがフロアタム叩いたらハイフレットにいったりとか、ギターが印象的なフレーズを弾いてたら動かずにルートで下を固めるとか意識してます。

各楽器の音域が被らずに音を出すと、バンド全体の出音のレンジが広くなって迫力が出ると思うしね。

そうやって他の楽器と被らないスペースを探りながら、隙間を見つけたら「ほほーい!!」とウネウネ動いてやるのですよ!

 

口で歌って思うがままにフレーズを作ってみて、それがコード進行に合ってるか考える。
そして、バンドで合わせて他の楽器と音域が被ってたら自重する。

大雑把にまとめるとこんな感じ。

 

各楽曲ごとのベースラインの解説とか、それ専用のコーナー作ってやっても面白いかもね。

でも、こういう音楽的な話って文章じゃ伝えづらいから、動画でもいいかもな。
これはジョンさん、YouTuberデビューいっちゃいますか!?(笑)

面白そうだし、ちょっと考えてみますね。

 

 

ほい!次いってみよう!!

Q: うちの子が1年前に買ったベースを触ろうともしない…練習方法がわからないらしく独学では無理? どうやってベース練習しました?

最初は何をしたらいいか分からないですよね~。

今ってネットも教則本もいっぱいあって情報は溢れているけども、逆に情報が多すぎてどれを信じたらいいか分からない~っってなりそうですしね。

独学で無理なんて無いですよ~。
僕は完全独学なんで。

 

僕はまず、DVD付きの教則本でベースの使い方(チューニングとかアンプの繋ぎ方とか)とスコア(楽譜)の見方、音符の種類(4分音符と8分音符とかその程度)をざっと学んで、あとはスコアを買ってひたすら好きな曲のコピーばかりやってました。

Janne Da Arcってバンドが好きで、そのバンドの曲ばっかり練習してました。

 

雑でもいいから簡単な曲をCDに合わせて1曲通して弾けるようになると、途端に楽器は楽しくなります。

最初は、自分の好きなバンドの曲の中で簡単そうなものを選んでコピーしたらいいのではないでしょうか。

どの曲が簡単なのか分からなかったら、思い切って楽器屋のお兄さんにでも聞いてみましょう。
楽器屋の店員さんは楽器経験者がほとんどなので、優しく教えてくれますよ。
こっちは客だ、
怖がらないで(真矢みき風)。

ギターよりもベースのほうが、1曲弾けるようになるまでのハードルが低いから、やってみたらすぐに楽しくなりますよ。
怖がらないで(真矢みき風)

 

1曲通してなんとか弾けるようになったら、次はちょっとだけ難しめの曲に挑戦してみる。
最初は思い通りに弾けなくてイライラします。

「んもぉ~!」ってなって耐えきれなくなったら、最初に弾けるようになった曲をCDに合わせてノリノリで弾いてストレス発散。

それで気持ちを切り替えて、また弾けない曲に挑戦…の繰り返し。
練習の最後は、またCDに合わせてノリノリで弾いて楽しい気持ちで練習を終えましょう。

楽しいイメージで練習を終えるって地味に大事だったりします。

 

そうやってたくさんの曲をコピーしてベースに慣れてきたら、演奏のクオリティを上げる練習に移れば良いかなと。

僕はメトロノーム買って、それに合わせて基礎練習したり、コピーした曲を滑らかに弾けるように同じフレーズを繰り返し弾いたりしてました。

ここまで来るとベース弾くのが楽しくなってて、毎日夢中で練習してましたね。

 

とりあえず、最初は雑でもいいからCDに合わせてノリノリで演奏しちゃいましょう。
初心者のうちは失敗してもキニシナイ!

僕も最初は楽器屋に行くのが怖くて、紀伊国屋で「初心者でもカンタン!1週間で弾けるエレキベース」みたいな名前のヤマハの教則本買ったら、3日目くらいで16分休符が入ったすげーファンクなフレーズが出てきたし、5日目にはライトハンドが出てきて撃沈したからね(笑)

ちなみに1日目はベースの各パーツの名称やアンプのツマミの説明など、2日目は簡単なフレーズを弾いてみよう的な内容だった。
3日目から難易度上がりすぎだろ(笑)
4日目は何だったか忘れた。
6日目は、メジャーコードとマイナーコードの違いとか、度数の話とか音楽理論的なの(無理ゲー)。
最終日はB’zとGLAYとジュディマリのスコアが載ってました(無理ゲー)。

その後、ビリー・シーンの超絶プレイを知り、ベース初めて3ヶ月くらいのくせに「地獄のメカニカルトレーニング」っていう激ムズな教則本買って、タッピングとか3フィンガーとかできるようになろうとかアホなことしてましたからね(見事に撃沈しました)。

何事も挑戦さ!(キラッ)

 

今回はこんなところで。

けっこう長くなりましたね。
ベースのことになると、無駄に語りたくなっちゃうね。

まだまだ質問・要望は募集しているので、ドシドシ送ってね!

 

ほんじゃまた!

わっしょい!

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